
全ての原因は自分にある!だから私は成長できる
2022年1月15日目次
問題を解決したいですか?

全ての原因は自分にあると考えてみませんか?
仕事でうまくいかないことはたくさんあります。
売上目標、人間関係など、難しい問題は次々とやってきます。
頑張っているのにうまくいかないことが続くと、誰かのせいにしたくなるのも当然です。
問題が起きてストレスが溜まっている。
このストレスを発散すれば頑張れるなら、愚痴を聞いてもらうのも良いでしょう。
しかし、愚痴には一つ大きな問題があります。
それは人間の脳は自分が発した言葉によって、考え方に大きな影響を及ぼすことです。
簡単に言うとネガティブなことを言い続ければ、人間の思考はネガティブになっていきます。
これは「言霊」のように霊的な能力ではありません。
「認知的不協和の解消」という脳の働きによるものです。
脳内で矛盾が起きる

脳は頭の中で情報が矛盾することを嫌います。
新しいことをやろうとすると、強い抵抗感やなんとなく嫌だと思う感覚がこの矛盾している状態です。
例えば、あなたがなんとなく苦手な方から褒められたとします。
この時、脳内では「なんとなく苦手」というネガティブな感情と「褒められた」というポジティブな事実が混在します。
脳はこの矛盾した状態を不快に感じて、なんとか解消しようとします。
そこで「褒められた」という事実は解釈変更が難しいため、あいまいな感情の方を変えようとします。
「苦手でない人」から「褒められた」と認識することで、脳内の一貫性が保たれます。
ここで重要なのは「事実は変更しづらい」、「感情は変更しやすい」ことです。
これは言葉にもあてはまります。
頭の中で考えている時は感情であっても、口にした後は「事実」になります。
口にした言葉は無意識に脳に影響を与え、あなたの行動を変化させていきます。
ネガティブな考え方や行動は、ストレス解消にはなっても解決にはつながりません。
他人が変わるべきだと愚痴を言えば、悪いのは自分ではないと強く考えるようになります。
残念ながら、他人というものは自分の思い通りには変わってくれません。
それを無理やり変えようとすると、様々な矛盾が起きて問題はますます悪化します。
問題を解決するためにするべきことは「自分の行動を変える」ことです。
全ての原因は自分にある!

わたしたちは問題が起きると防衛本能が働いて、自分は悪くないと考えがちです。
このように考えるのことも「認知的不協和の解消」と関係しています。
人の脳は基本的に現状維持を目指し、変化することを嫌います。
変化するということは考え方や行動を変えることになり、脳に大きな負荷をかけます。
私たちの本能は軽微な刺激がある状態が最も快適です。
本能が望まない新しい刺激に、脳は強く抵抗します。
問題の原因が自分にあったら、脳は自分の考え方を変えないと矛盾を解消できません。
脳は自分に新たな負荷をかけないように「原因は他人にある」と考え、自分は変わらなくて良いという結論へ導こうとします。
相手も全ての原因は自分にあると考えたくない

自分の脳は自分が変わることを拒否しますが、相手の脳も変化を拒否します。
この堂々巡りが起きるからこそ「他人を変えることはできない」と良く言われるのです。
人が変われるのは、自分自身が変わろうと思った時だけです。
他人を変えることが不可能とは言いませんが、極めて難しいことは間違いありません。
そこにエネルギーを費やしてもほとんど効果はなく、多くの場合は事態が悪化するだけです。
それよりも「原因は自分にある」と考えて、自分ができることを考えてみましょう。
あなたに起きる人間関係のトラブルは、必ずあなたが関係しています。
あなたが選択したことの積み重ねが影響して、目の前でトラブルという事態が発生しているのです。
相手の原因をいくら考えたところで、相手が変わろうとしなければ意味がありません。
正論や圧力で押し通したとしても、後々もっと大きな問題に発展するでしょう。
期待できないことにエネルギーを使うのではなく、自分の変化に期待する方が得策です。
そうすることで、相手のせいにしていた時には見えなかった本質が分かるようになり、問題を効率よく解決または回避できます。
全ての責任があるわけではない

全ての原因が自分にあると考えても、自分に全ての責任があるわけではないです。
実際のところ、世の中には数多くの不条理が存在しています。
冷静に考えれば、自分が悪くないと思うこともたくさんあります。
その責任を全てあなたが負う必要はありません。
人は責任を感じすぎると、自己否定を始めてしまいます。
あまりにも自分を否定しすぎると、人は何も行動できなくなります。
もし自分が責任ある事態を引き起こしたときは、すぐに謝罪して状況改善行動をとりましょう。
自分に責任がない場合は、「誰が悪い」ではなく「どうすれば回避できるか」を考えることが大事です。
責任論は一度棚上げにしてください。
相手を責めて自己正当化することよりも、どうすれば自分がより快適な状態になるかを考えましょう。
大切なのは「あなたがこれから幸せになっていくこと」です。
どうしようもできないことは考えない

世の中には、どうしようもできないことで、不幸に巻き込まれることがあります。
もし、自分にそのような不幸が起きた時は、思い切り悲しんで事実を受け入れてください。
そうすることで、人の心は時間とともに心の整理がついていきます。
心の整理とは、不幸な出来事を忘れることではありません。
目の前の事実をしっかりと認識して、あなたの心がその記憶に留まり続けることから脱することです。
自分にできないことは、いくら考えても心が苦しむだけです。
どうしても悲しければ、思い切り泣いてください。
もし怒りがわいてくるなら、心の中で「その通りだ」と共感してあげましょう。
そうすることで、あなたのネガティブな感情は少しずつ薄らいでいきます。
一時の感情に任せた行動は、長期的に見ればあなたを不幸にします。
行動を起こす前にまずは深呼吸して、理性が追い付いてくるのを待ちましょう。
その上で、自分の未来を幸せにするためにはどのように行動すべきかを考えてください。
どうしようもできないことは受け入れる。
どうしようもできないことは考えない、悩まない。
これができれば、あなたは未来への一歩を踏み出せます。
自分の可能性を見くびるな

「自分でどうにかしようと思っても、相手から仕掛けてくるからどうしようもない。」
けれども、自分には何もできないと考えていませんか?
そう感じるのは、自分の持っている可能性をあなた自身が狭めているせいかもしれません。
例えば、会社に嫌な上司がいる。
部下は上司を選べないから、自分は耐えるしかないと考えています。
この時、本当にあなたは嫌な上司から自分を回避できないでしょうか?
もし、あなたが他社からスカウトされるビジネススキルを持っていたらどうでしょうか?
あなたが独立する意思とスキルを持っていたらどうでしょうか?
確かに、今すぐ実行できる方法は少ししかないかもしれません。
ですが、長いスパンで考えれば選択肢はたくさんあるはずです。
全ての原因は自分にあるからこそ、多くの可能性が自分に生まれます。
あなたの可能性は、今何を実行するかで大きく変わります。
会社に勤め続けなければいけないなどという前提条件は、あなたがつくっているだけです。
決して、あなたの可能性を見くびらないでください。
全ての原因は自分にあるし人生を変える力もある

「全ての原因は自分にある!」
そう考えて自分の可能性を広げていけば、あなたは主体的に人生をデザインできます。
自分を変えるとは、自分が行動すること。
自分が行動して成長すれば、人生の選択肢をより多く得られます。
もし、どうしても接したいくない人がいるのであれば、可能な限り避けていきましょう。
相手と対峙しても、心と身体が疲れるだけです。
あなたにマイナス影響を与える人とは、関わらないのが最良の策です。
そして、あなたの大切なエネルギーを自分の成長に使い、自分の人生を幸せな方向に変えていきましょう。
だからあなたは成長できる!
投稿者プロフィール

- サイト制作者
-
人生の失敗を繰り返して、それでも元気に頑張っています。
仕事では、企業内の勢力争いに巻き込まれて左遷されたり、起業に失敗して借金を背負いました。
数々の失敗を自らの糧としながら借金を全額返済して、新しいスタートに取り組んでいます。
失敗や学びから人間の心理を勉強して、生きていくためのヒントを見つけていきます。
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