彼女へのアクション

彼女へのアクションが間違っている?その気にさせる3ステップ

2022年1月25日 投稿者: ティーエフ

彼女へのアクションが間違っている

間違った方法で彼女にアプローチ

「気になる女性にアクションしているけど、彼女の反応があまり良くない。」
「女性と仲良くなれるけど、いつも友達どまりで終わってしまう。」

私たち男性の多くは、女性がどのようなステップで男性を好きになるかを知りません。
男性は女性を見た瞬間やちょっとした接点があるだけで、すぐに気持ちが盛り上がってしまいます。
そのため、人を好きになるのは瞬間的で付き合いたいと思うことに抵抗感はありません。

しかし、女性は男性のことをちょっといいかもと思っても、それがストレートに「付き合いたい」という感情につながることはレアケースです。
つまり、女性の本能にとって男性と付き合うことはとてもリスクが高い行動なのです。

子孫繁栄のためには優れた遺伝子の男性を見抜く必要がありますし、妊娠や出産には生命の危険が伴います。
また、身体目的だけの男性と関係を持ってしまうことは、本能が強く形成された狩猟時代では死に直結する行為でした。

そのため、女性の本能は、男性に心と身体を許すそれぞれのステップを持っています。
このステップを理解しないと、あなたのアクションは逆効果になるかもしれません。

恋愛工学のACSモデル

女性のハートを科学する

ACSモデルとは、女性と出会ってからデート、セックスに至るまでを3段階のフェーズに分けて、それぞれの段階で必要な女性へのアクションを考える戦略です。

藤沢数希氏の「ぼくは愛を証明しようと思う。」(幻冬舎)で紹介されている恋愛工学の考え方です。

恋愛において女性の本能は、以下のようなミッションを課せられています。
・数多い男性の中から優秀な遺伝子を持つ候補を選ぶ
・その男性が自分に危害を加えないことを確認する
・男性の能力を最終チェックして、合格ならば急いで遺伝子を入手する


一方で、女性は間違って優秀でない遺伝子を入手してしまうと、出産と育児に生命や時間の多大なリスクを抱えます。
これは寿命が短かった狩猟時代においては、子孫繁栄の失敗につながる脅威です。

しかも、狩猟時代は遺伝子が異なる男性との接点はとても限られていました。
その限られた時間で、これらの難題をクリアすることが要求されているのです。
だからこそ、女性が男性に恋愛感情を抱いて身体を許すのには、それなりのステップが存在しているのです。

この恋愛心理は男性とは大きく異なります。
この違いが分かれば、これから説明するACSモデルの重要性が理解できるでしょう。

Attractionフェーズ(魅了)

男性に魅了される女性

Attractionフェーズ とは、女性に対して男性としての魅力を感じさせるフェーズです。
ここであなたが恋愛対象として認識されないと、恋愛は始まりません。

女性の本能は初めて会った瞬間からあなたが恋愛対象になるかを判断します。
判断の重要なポイントはあなたのノンバーバル(非言語)コミュニケーションで、子孫を繁栄させる優秀な遺伝子の持ち主であるかが審査されます。

恋の始まりは言葉じゃない

参照記事

恋の始まりは言葉じゃない!魅力を伝えるノンバーバルとは?

女性の本能があなたを判断するノンバーバルについて解説しています。

このフェーズで男性としての魅力を感じさせないと、あなたは友達フォルダか関わりたくない人のどちらかに分類されてしまいます。
一度これらに分類されてしまうと親しくなっても友達どまりになってしまい、そこから抜け出すにはかなりの行動が必要となります。

ある研究では、女性が初対面の男性に対して魅力を感じるのは約20%と言われています。
そのため、ここであなたが20%に入る魅力を持っていないと、そこから先の展開はかなり困難になるでしょう。

このフェーズで大切なポイントは以下の通りです。
・女性慣れしている(女性にモテる)
・自信や余裕が感じられる
・精神的に女性より優位に立っている
・清潔感があり身だしなみがきちんとしている
・見た目が良い(イケメン、筋肉質など)

Comfort-Buildingフェーズ(なごみ)

彼女を安心させる

女性は男性に魅力を感じても、簡単に近寄るわけにはいきません。
なぜなら狩猟時代には現代のような警察機能はなく、女性の身は危険にさらされていました。
特に自分の集落以外の男性は敵である可能性が高く、うかつに近寄ることはできませんでした。

そのため、女性は安心できる相手だと分かるまでは警戒心を解きませんでした。
だから、今でも女性は安心感を抱けない男性とは距離を近づけようとは思いません。

そこで、このCフェーズは女性に安心や信頼を感じさせることがポイントとなります。
最も効果的なのは、女性との間に共通点を見出すことです。

人間は共通点があると親近感を抱きやすく、相手にも悪いことをしづらくなります。
趣味、学校、食べ物など何でも良いので、とにかく共通点を見出して深掘りしましょう。

共通点がみつかったら、次は相手の自己肯定感を上げていきます。
・気持ちよく話してもらう
・相手の話に共感する
・行動を評価して褒める


信頼関係が構築できたら、彼女に「脈ありサイン」を送ります。
彼女は脈ありサインを感じることで、「もしかして私のことが好きなの?」という想像にとらわれます。

ここまでくれば、彼女の気持ちもかなり盛り上がっているでしょう。

Seductionフェーズ(性的誘惑)

彼女を誘惑する

Cフェーズで彼女があなたに信頼感を抱いたら、そこから性的に誘惑するSeductionフェーズに入ります。
このフェーズでキスや濃厚なボディタッチ、性行為などで男女の関係を作り上げます。

このフェーズでの大事なポイントについて、解説します。

誘惑できる男性であることを認識させる

女性の恋愛本能に課せられたミッションは「子孫繁栄」です。
このミッションを果たすために、恋愛本能は優秀な遺伝子を子供に引き継ごうとします。

優秀な遺伝子に求められる特徴の一つに「多産性」があります。
「多産性」とはたくさんの子供をつくる能力のことです。

どんなにイケメンでやさしい男性であっても、性行為にまで持ち込むメンタルがなければ「多産」は実現できません。
だからこそ女性の恋愛本能は、男女の関係に持ち込める行動力を非常に高く評価します。

少女漫画などで主人公の女性が恋するのは、多くは強引に誘ってくる男性です。
女性がこのような男性に心ときめくのは、「多産性」を重視していることの表れです。

もし男女の仲になりたい女性がいるなら、このポイントは絶対に理解してください。
その理由は「多産性を持っている男性」を高く評価するということは、見方を変えると「多産性を持たない男性」は恋愛対象外になるということです。
男性が良く経験する「理由が分からない一発アウト」の多くは、女性の本能がOKサインを出しているのに彼女を性的誘惑しなかったことによるものです。

男女の関係に持ち込むことは、いろんな意味でリスクを伴います。
しかし、彼女を誘惑しないことはそれ以上のリスクとなります。

Cフェーズをクリアしたと思ったら、リスクを恐れず誘惑してください。

彼女の心理状況を確認する

性的誘惑する際に、彼女の気持ちを知る方法が「手をつなぐ」ことです。
この時、彼女がどのように行動するかで、彼女の心理状態を把握できます。

□彼女が手を引いたり露骨に嫌がった
この場合、彼女はあなたと男女の関係になるつもりはないようです。
残念ながら攻略の可能性はないので、即時撤退すべきでしょう。

□つないだ手に力が入っていない
これは彼女の心理状態が微妙な状態です。
おそらく、Cフェーズでの信頼感構築が充分でない可能性があります。

できればもう一軒、別のお店に行って信頼感を高めるか、次回のデートで再チャレンジした方が良いでしょう。

□彼女が手を握り返してきた
これは彼女からのOKサインと考えて良いでしょう。
ここまできたら、勝負するしかありません。

誘ったら、彼女がどのように行動するかを見極めて下さい。
彼女が何をしゃべるかは気にする必要がありません。
彼女がどう行動するか、どう行動しないかが大切です。

あなたの誘いに乗ってくれれば、もはや問題はありません。
そのまま男女の関係に持ち込んでください。

「どうしようかな…」「でも明日も早いし…」と否定的なことを言っていても、彼女がその場から帰ろうとしていなければ、基本的にはOKのサインです。
女性のグダを突破する、次の作戦に入ります。

言い訳をつくってあげる

女性は男女の関係に踏み込むとき、最後の場面で2つの問題を抱えています。
一つは「ヤリ捨て」されることです。

人間の恋愛本能は、狩猟時代をベースに形成されています。
狩猟時代において、女性は「ヤリ捨て」されると死につながるかもしれない大きなリスクを抱えていました。
そのため、本能は男性が「ヤリ捨て」しないことを確認したいと思っています。

そこで、彼女の気持ちをに有効な方法が未来トークです。
未来と言っても、それほど大げさな話ではありません。
「俺の気持ちは本物だ」みたいに関係を続ける意思を伝えれば、あなたは「ヤリ捨て」しようとは思っていないと考えてくれます。

もう一つの問題は「ビッチと思われたくない」という心理です。
女性はビッチをとても嫌う傾向があります。
その理由は、ビッチが存在すると女性の性的価値が下落するため、女性の本能がビッチを排除しようと考えるからです。

そのためにも彼女に自分がビッチではないと思わせるには、「性的関係を自ら望んだわけではない」という言い訳を用意しましょう。
「見たい映画がある」「おいしいお酒がある」など、よくある言い訳をつくってあげることで、彼女は自らが望んだわけではないと本能に言い訳できるようになります。

ステップをしっかり理解する

ここまで、女性を口説くためのACSモデルを解説しました。
このモデルを理解した上で、自分がどのステップにいるかをしっかりと把握しましょう。

ステップを間違えてアプローチすると、友達フォルダ直行や一発アウトを喰らったりします。
女性がどのようなステップで心と身体を許していくかを理解することは、彼女の心に寄り添うこととも言えます。
女性の心と恋愛本能が喜ぶアクションで、二人の関係をつくっていきましょう。

投稿者プロフィール

ティーエフ
ティーエフサイト制作者
人生の失敗を繰り返して、それでも元気に頑張っています。
仕事では、企業内の勢力争いに巻き込まれて左遷されたり、起業に失敗して借金を背負いました。
数々の失敗を自らの糧としながら借金を全額返済して、新しいスタートに取り組んでいます。
失敗や学びから人間の心理を勉強して、生きていくためのヒントを見つけていきます。