
過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。
2022年2月9日過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。
仏教聖典
今日すべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことこそ、よい一日を生きる道である。
釈迦とは

釈迦は北インドの人物で、仏教の開祖。
詳しい解説はウィキペディアへ
※ここからはあくまで個人的主観に基づいた意見です。
私は釈迦についてものすごく関心を持っています。
詳細に研究しているわけではないですが、語られていることがとても心に入ってくる感覚があります。
個人的には釈迦の説話は、宗教というよりも人間科学のように感じます。
話の中にはいろいろな仏様が出てきますが、それは当時の人々に合わせた例え話のようなものかな?と思っています。
「人間」や「生命」の在り方を、当時の知識レベルでは考えられないくらい的確にとらえた探究者というのが私個人の認識です。
格言の自己解釈 過去と未来

釈迦はあらゆる苦しみは「執着する」ところから生まれると考えています。
確かに、私たちの悩みは何かしらの「理想」があり、それと「現実」にギャップがあることで生じています。
例えば、彼女と別れてしまった場合。
「あの時もっとこうすれば良かったのではないか?」という理想像が持つから、そうできなかった現実に苦しみます。
しかし、過去から教訓を得ることは大事ですが、過去に執着することは意味がありません。
なぜなら、過去を変えることは絶対にできませんから。
教訓を得るということは、そのノウハウを今に活かすということです。
つまり、「現在の一瞬を強く生きる」ことです。
未来に不安がある場合。
未来はある程度、自分の力で変えられます。
しかし、そのためには未来に向けて何かしらの行動を起こさなければなりません。
行動を起こさず、ただ未来がやってくるのを待っているだけでは、不安を解消できません。
そもそも不安とは、人間が恐怖を感じることで自己防衛を働くための本能です。
つまり、将来に不安を感じるのであれば、将来に向けての自己防衛を図れば良いのです。
ここでも求められることは「現在の一瞬を強く生きる」ことです。
結局、過去や未来のことをあれこれ考えても、今できること、やるべきことは「現在の一瞬を強く生きる」しかないということだと感じました。
格言から学ぶこと

学ぶことはとてもシンプル。
「うだうだ考えていないで、今を精一杯生きろ!」
過去の後悔も、今に活かせば財産になります。
私も、過去の失敗を思い出して後悔の念に襲われることがよくあります。
しかし、その失敗があればこそいくつかのチャンスを掴めています。
今は目の前のチャンスにくらいつけば良いのです。
未来への不安は、今、行動することでしか解消できません。
私もそれなりの年齢になり、将来への不安は増しています。
しかし、不安になったところで貯金は増えないし、健康になるわけでもありません。
貯金のために、健康のために、プラスになることを実行するのみです。
過去や未来のプラスにならないことは考えない。
自分のプラスになるかもしれないことはすぐに実行する。
さあ、今日も精一杯生きていきましょう!
投稿者プロフィール

- サイト制作者
-
人生の失敗を繰り返して、それでも元気に頑張っています。
仕事では、企業内の勢力争いに巻き込まれて左遷されたり、起業に失敗して借金を背負いました。
数々の失敗を自らの糧としながら借金を全額返済して、新しいスタートに取り組んでいます。
失敗や学びから人間の心理を勉強して、生きていくためのヒントを見つけていきます。
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[…] 何か語られていることが、釈迦の「過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。」と同じだなと感じました。紀元前の東洋思想と、近代の西洋思想で語られていることが似ている。それだけ、シンプルで物事の真理をついているのだと思います。ホーキング氏は難病を抱えている時点で、公平な人生を望むことはできなくなりました。「だけど、そんなことをくよくよ考えても仕方ない。」「それよりも、自分の置かれた状況の中で最善をつくそう。」「そうすれば、新しい可能性が見えてくるかもしれない。」なんだか、そんな思いを自分が行動することで多くの人に示したような気がします。 […]