
みだりに他人の助けを借りてはいけない
2021年11月9日何か困った場面に出くわした場合、
みだりに他人の助けを借りてはいけない。
助けを借りれば、
それは一時的に困難から逃げただけに過ぎない。
忍耐と熟考をもって困難に当たれば、
そのたびに成長することができる。
ジャン・アンリ・ファーブルとは

ジャン・アンリ・ファーブル(1823-1925)
フランス出身の博物学者
詳しい解説はウィキペディアへ
昆虫研究の第一人者で『ファーブル昆虫記』で有名な方です。
父親の事業がうまくいかず、金銭的にかなり苦しい幼少期を過ごしたそうです。
格言の自己解釈

困難は解決さえすれば良いわけではない。
困難に直面した時に誰かの助けを借りてしまうと、本人には何の力も身につかない。
他人に助けてもらうことを覚えてしまうと、誰かに頼ってばかりになる。
大切なのは、自分が困難を乗り越える力を身につけること。
困難に真正面から立ち向かうことは、当たり前だけどとても大変です。
苦しい状況が続いても耐え続け、どうやれば困難を解決できるかを考え続ける。
大変だからこそ、こういった取り組みが自分自身の成長につながっていく。
そう考えれば何でも他人に頼ってしまうことは、せっかくの成長機会を逃すことなのかもしれません。
大切なのは「困難を解決する」ことではなく、「困難を解決する力を身につける」こと。
それを伝えたかった言葉なのかなと感じました。
格言から学ぶこと

私も実感していますが、困難はつらくて大変です。
困難に直面している時は、誰かが助けてくれないだろうかと考えることもありました。
しかし困難から逃げてばかりでは、自分の人生を自ら切り開くことはできません。
辛い思いはしたくない気持ちを優先すると、現状維持することばかり考えてしまいます。
現状維持はある意味、幻想でしかありません。
私たちが望まなくても、私たちを取り巻く環境は変化していきます。
自分が変化することを拒めば、自分の置かれた状況は少しずつ悪化していきます。
その悪くなっていく原因を自分以外に求めてしまうため、誰かに依存したり誰かを批判することにエネルギーを向けてしまいます。
自分の人生を良くしていくには、自分が成長することは不可欠です。
成長するためには、困難を避けることはできません。
だからこそ、困難に立ち向かえる力を身につけていく大切さを忘れてはいけないのかなと感じました。
さあて、今日も困難に立ち向かってみましょうか!
投稿者プロフィール

- サイト制作者
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人生の失敗を繰り返して、それでも元気に頑張っています。
仕事では、企業内の勢力争いに巻き込まれて左遷されたり、起業に失敗して借金を背負いました。
数々の失敗を自らの糧としながら借金を全額返済して、新しいスタートに取り組んでいます。
失敗や学びから人間の心理を勉強して、生きていくためのヒントを見つけていきます。
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